2020年2月4日火曜日


昔のくらし体験


2月3日(月)に、3・4年生は、社会科「昔の道具と人びとのくらし」の学習で、昔の道具を使った体験を行いました。講師に、時光さんと東さんをお招きし、七輪を使った火おこしや調理、洗濯板を使った洗濯の仕方を教わりました。
 七輪での火起こし体験では、マッチに火をつけるところから炭に燃え移らせるまで行いました。マッチを使う経験の少ない子供たちは、なかなか火がつけられず苦労していましたが、講師の先生から「あまり炭を入れすぎちゃいけんよ。」「下からうちわで扇いでごらん。」などとアドバイスをいただき、みんなで協力して無事つけることができました。また、七輪の上で豆餅を焼きましたが、香ばしい餅の香りに子供たちも顔をほころばせていました。
 洗濯体験では、水をバケツに汲んで運ぶところから始め、固形石けんを使いながら何度もごしごし洗っていました。「手が冷たい。」「しゃがんでいるから腰が痛い。」など声が聞こえ、当時の大変さを感じていました。しかし、洗っているうちに「なんか白くなってきた。」「水が濁ってきたから汚れが落ちてきたのかな。」等と、全自動洗濯機では味わえない汚れが落ちていく様子を実際に見ることができ、洗う前よりきれいになった洗濯物をうれしそうに眺めていました。
 お二人の先生から当時の暮らしの大変さや、その中にある喜びを実際に味わうことができ、とても実りある学習となりました。